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蕩ける不倫①

23歳の時でした。


その頃、私は仕事をはじめたばかりで毎日緊張した日々を送っていました。
彼氏は4歳年下。

まだ大学に入ったばかりで、ウキウキしている様子でした。
将来のことを話すときも、私がお姉さん。
「どうしたらいい?」
と聞く幼い彼をかわいいと思っていました。

職場で出会ったのが、Sさん。
後輩に厳しく、上司にもたてつくタイプのやり手でした。
どちらかというと近寄りがたい・・・
何か怒られてしまうような、そんな人でした。
奥さんと子どもがいることもすぐに知りました。


べつにふーんという感じ。

私は新人でしたから、数々の失敗をしていました。
失敗するたびに落ち込み、でもそれを19歳の彼に
理解してもらうことは難しい状況でした。

そんな時、様々な場面で助けてくれているSさんの行動に
ふと気づきました。

あ、、いいヒトなんだぁ。

少し好感をもちました。

そんなある時、部署のみんなで飲む機会があり、
隣に座った西条さんが

「夜景のすっごい綺麗なバーがあるんだけど、
俺そこに由美を連れて行きたいなぁ」

と酔っ払った顔で言うのです。

いきなり呼び捨て?
ちょっとドキっとしました。でもすぐに、

「またぁ、、なに言ってるんですか」

軽く受け流したのですが、

「俺は連れて行きたい。
部長、由美ちゃんさらっていいですか?」

「おお行ってこい、行ってこい!」

「そんなぁ・・・」

「大丈夫だよ。西条は妻子もちだし、家族と仲いいんだから」

周りにも促され、早速出発することに・・・


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