調教日記① - 官能小説 官能日記 「フランス書房」 私が濡れた官能小説

調教日記①

「あのメス豚があ、捕まえたら...」

半年がかりで調教した奴隷が逃げ出したのである。

「くそぉ.....」

朝礼が終わり、ざわつくオフィスの中で工藤はボールペンの尻を噛みながら、どこに発散できるでもない鬱屈感に、首と一緒に目を動かしていた。周囲には怪しげな重い空気が漂い始めていた。


「あのー、本部長、ひぃ」。入社2年目の井川である。普段から線の細いうえに持ってきて周囲の空気を読むことが苦手のタイプだ。

藤谷と目が合い、井川は思わずのけぞった。

「なんだ」藤谷は意識して静かに口を開いた。

「せ、先日、お話ししたと思うんですけど、先週まで来られていた派遣社員さんがお辞めになられたんで....えっと、きょうからそれで来ていただいた派遣のー、大久保さんです。ひっ!」


逃げるように脇にどいた井川の陰から

「大久保冴子と申します。よろしくお願いいたします」

か細いようだが、よく響く声。



冴子が頭を下げたと同時に「フッ」と藤谷は目を机に落とした。

次の瞬間、さっと目だけが冴子を捉えたかと思うと、頭をゆっくり持ち上げた。

そして一瞬、目をはずした自分を悔いた。


「こいつ.....」

清楚な顔立ちに、ややスレンダーなボディ。

目は大きめだが、目尻がきれてながい。右には小さなホクロが見える。

鼻はどちらかというとかぎ鼻だが、肉のつき具合のせいか柔らかく見える。

首は、やや長いが細すぎない。

肌はグラビア写真さながらに、目のホクロ以外はきめが細かく白い。

重ねた手の指は長いが節ばっていないで、手のひらの肉付きはよさそうだ。

バストが際だつのは間に合わせの制服だったにしても、自分の手にはすっぽり入り、乳房全部を揉みしだけそうに思えた。


「次はこいつだ」


会釈をして背を向けた冴子の尻に歯を立てる自分を想像した藤谷の目は、さながら獣の目そのものであった。